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2時間かかってようやく折り紙の悪魔完成

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子供の頃から折り紙が好きで、親にいろいろな本を買ってもらった。その中でもいまだにバイブルになっているのは前川淳さんの「ビバ!おりがみ」という本。不切を徹底し、数学的な解釈で正方形から次々と角を折りだし、変幻自在に造作していく大人の折り紙の美学に少学生の私は酔った。どれもディテールを極めた造形なので、巨大で薄い紙を買ってきてもらい、本で紹介されたものは折りつくした。

「ビバ!おりがみ」が発行されたのは1983年といまから34年も前のこと。当然、本は絶版となっているが、ありがたいことに2007年に「本格折り紙-入門から上級へ」という本が発行されており、新しい作品もいくつか登場している。

今回折った悪魔はビバ!おりがみにも、本格折り紙にも載っている前川さんの代表作とも言える作品で、もっとも難易度の高いものだ。何度か折ってはいるのだが、久しぶりだったので今回は挫折しそうになったが、子供のリクエストで2時間かけて作ることができた。夜遅くにできたので、写真を撮ったら陰がついてやたら禍々しい写真になってしまった。興味ある方はぜひ本格折り紙にチャレンジしてもらいたい。でも、難しいよ。

 

本格折り紙―入門から上級まで

本格折り紙―入門から上級まで