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市原ぞうの国で動物たちにエサをあげまくった

f:id:flyme:20180818215626j:plain市原ぞうの国行ったらいきなり象がスプラッシュ

 

今年のお盆は思いついて、8歳の息子と千葉に旅行。初日は御宿まえの旅路とプール、安房小湊で花火大会が中止になったけど、楽しんだよという話だった。2日目は前から行きたかった市原ぞうの国に行く計画。

 

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房総半島の真ん中にある市原ぞうの国だが、車前提のロケーションできわめて足が悪い。御宿から鉄道で行こうとすると、大原まで外房線で移動し、そこからいすみ鉄道小湊鐵道を乗り換えて行く必要がある。小湊鐵道で着く高滝という駅もあくまで最寄りで、そこからバスで10分くらいかかるらしい。どれも単線のローカル鉄道なので、本数が少なく、どう調べても3時間くらいかかるとのこと。

 

突発出発の旅は計画がないので、こういうときがスマホ便り。さて困ったなあと思って、普段の乗り換えアプリではなく、Google Mapで検索するとバスなら1時間半程度で着くという情報が! なにやら御宿から勝浦を経由する長距離バスがあり、そのバスで市原鶴舞バスターミナルというところまで乗っていけば、ぞうの国からの送迎バスに乗れるという。ということで、翌日は朝食を食べてから、御宿駅近くのバス乗り場まで歩いて行くと、なんとバスが待っているではないか。普通は浜松町・横浜まで行くのが普通らしく、鶴舞バスターミナルで途中下車するのは珍しいらしい。運転手が子どもと大人の運賃を計算してたw で、勝浦を経由し、降りたのがこんなところ。

 

f:id:flyme:20180819171256j:plainなんだか秋の空が広い房総半島のど真ん中

 

見ての通り周りにはなんにもなくて不安になるが、一応バスターミナル。ぞうの国に電話すると、2人のためだけにバスがお迎えに来てくれる。3kmくらいらしいが、上り道なので黙って迎えに来てもらった方がよい。ありがたいけど、コスト的に大丈夫なのだろうか?

 

で、入場料を支払って、ぞうの国へ。餌付けできる動物がいっぱいいるので、エサを買うのだが、にんじんとバナナでこの値段ですかという感じ。ゾウの背中に乗ったり、鼻にぶるさがって写真撮ったり、サービスいろいろだけど、なんでもお金がかかる。とはいえ、あれだけの動物を飼育し、ショーを成り立たせるためにはコストもかかるのだろうなと思うので、高いけど納得ではある。

 

実際、ゾウの数は圧倒的に多いし、ぞうの国と近くに併設されているサユリパークとあわせて、都内の動物園では考えられないくらい動物たちと自由に触れあえる。ゾウはもちろん、カピバラ、ラマ、ヤギ、シカ、ウサギなど、1日ですごい数の動物にエサをあげることができた。サユリパークではキリンへエサをあげられるし、なにしろメガネザルが豪快に載ってくるw どうせなら両方行くことをオススメする。ただし、ランチはイマイチだった。

 

f:id:flyme:20180819172858j:plainとにかくエサを動物たちに直接あげられる

 

さて、送迎バスの時間を見計らい、今度は小湊鐵道に乗るべく、最寄りの高滝駅へ。やっぱり歩くには遠いので、こちらも送迎バスを使うのが吉。山の中を抜けて、いきなり現れる高滝ダムを横目に送迎カーは、噂通りレトロな小湊鐵道高滝駅に到着。

 

まあ、送迎バスは電車の到着に合わせて来るので、次の電車はわりとすぐに来たのだが、駅前にレンタルサイクルがあったので、1本後の1時間後まで遅らせて、ダムを一周することにした。昨日からすでに涼しかったが、すでに夕方だったので、ダムの周りも気持ちいい。まさに金色に実った稲が風に揺れているのどかな田舎の風景と静寂に満ちたダムの周りを自転車で回ることができ、1時間だけどとても満たされた。

 

さて、その後はのどかな単線列車である小湊鐵道五井駅まで移動。内房線蘇我まで行き、京葉線で新木場を経由し、家に戻ってきた。電車の移動が長かったので大変だったが、息子もよくがんばった。夏の千葉を満喫した男二人旅だったが、次は姉の方も連れていきたいと思う。

 

f:id:flyme:20180819175929j:plainのどかな小湊鐵道での旅行。帰りは寝てしまったw

 

ちなみに親子2人での2日の旅行出費はざっくり2万8000円だった。行き帰りで特急を使わなかったため、御宿までが2人で3000円程度で済み、じゃらんのポイントを使ったため、宿代が朝食込みで5000円程度だったのが節約ポイント。あと、御宿>ぞうの国までをバスで行ったのも安価で早かったのでよかった。ただ、御宿やぞうの国などはもろもろが観光地価格で、食べ物などはおおむね通常価格の1.5倍といったところ。小湊鐵道をはじめとしたローカル鉄道は運賃が概して高い。もっとケチケチで行こうと思ったけど、意外とかかったというのが正直なところだ。ご参考までに。