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コロナ禍も夏のバカンスは秩父で決まり

コロナ禍で感染爆発したこともあり、今年の夏休みは旅行などの計画がまったくなかった。って、去年も同じか。ともかく、夏休み=旅行にならなくなって、もう三年目だ。今年は家族の予定がたまたま空いた日を見繕って、日帰りで秩父に行ってきた。すごく楽しかった!


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豊島区在住の我らからすると秩父はアウェイというよりホーム。横浜や世田谷から見た箱根みたいな感覚か。今回はかみさんプロデュースのケチケチ計画ということでw、泊まりはなし、ラビューも片道という計画なり。鍵は来年までの提供されている予定の「秩父市応援 秩父漫遊きっぷ」。発行数は限られているものの、秩父市の応援があるため、普段の秩父漫遊きっぷに比べても安い。1590円(池袋発)で秩父近辺乗り降り自由で、レンタカーや後述する駅前温泉、フードコート、バスなどで使えるクーポンが付いてくる。ただしラビューの特急券は別。あと、乗り降り自由なのはあくまで秩父周辺(高麗から西武秩父の間)である。うちの場合、交通費のお値段で、駅前温泉が付いてくるわけで、日帰りでも相当お得だ。

 

さて、当日は9時くらいに池袋へ。行きは池袋から特急で飯能に行き、乗り換えて秩父へ。飯能から秩父まではとにかく山をぬっていくので、田舎来た感が満載。蝉の声すら満足に聞けない都会民にとっては、一種のセラピーだ。

 

おおむね2時間弱で西武秩父に到着。そこから巡回バスでミューズパークへ。ぐるりん号と呼ばれる巡回バスは本数も少ないので、電車の着時間要チェック。市内と山道を抜けて20分くらいで目的地のフォレストアドベンチャーに到着する。着いたのが昼時だったので、キャンプ場のPICA秩父のカフェでわらじカツを堪能する。薄デカカツに甘めのタレがあう。


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フォレストアドベンチャーは大人も楽しめる森の中のアスレチック。前回、箱根のときはは下の子が子供向けコースだったが、今回はオレ、姉、弟もガチコースにチャレンジした。自重を腕で支えなければならない出し物も多く、汗だくだくだったが、なんとかやりきれ、達成感満載だ。

 

ちなみにスマホで木の上から撮影もできるが、けっこうハードなので落ちる可能性もある。要注意。あと、ジップラインは体制を崩して、お尻から着地してしまうことが多いので、背中とお尻は泥まみれになるw 着替えは必須。フォレストアドベンチャーの人が丁寧に教えてくれるし、体を使った遊びはやっぱり楽しい。爽快である。

 

キャンプ場はともかく、公園自体はお盆前にもかかわらず空いていた。フォレストアドベンチャーの後はてくてく歩いて、南口のバス停へ。夏空がきれい。


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南口にはぐるりん号と秩父の隣の小鹿野村の村営バスの2つのバス停がある。時間的に村営マイクロバスに乗ってしまったのだが、初乗りでいきなり500円でびっくり。まあ、コスト高必至の田舎の交通機関ってこうなるよねと日本の未来をやや憂う。

 

秩父駅に戻ったらクーポンを使って駅前温泉の祭の湯へ!この祭の湯は、とにかく施設が新しくて、広くて、露天も快適。蝉の声を聞きながら親子で寝そべり風呂に浸かるというプレミア体験ができた。革新的なのは風呂を出たあとのリラックスエリアで、畳の部屋だけでなく、リラックスチェアがマトリックスの人間ファームのごとく並んでいるところ。それなりの数があるので、わりと待たずに座ることできるのだが、正直気持ち良すぎて立ちたくなくなる。暮れゆく秩父の夕暮れを見ながら、ジュース飲んで、ノンビリ。これ以上の至福はあろうか。


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お風呂のあとは隣接のフードコートで夕食。ただ残念ながら6時半頃にも関わらず、多くの店は目玉メニューが品切れとなっており、お目当てのホルモンも食べられなかった。残念。とはいえ、味噌つけ麺は美味しかった。

 

そして、堀田さんのCMよろしく、帰りはラビューで池袋まで。温泉入ってるのでサッパリしているし、冷房もいい感じでさっそく爆睡。あっという間に池袋に着いた。秩父漫遊きっぷのおかげで交通費、フォレストアドベンチャー、飲食代あわせて4人トータルで予算は3万3000円くらい。なかなか充実した夏休み旅行だった。