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至高のPunpkins Unitedツアー、おっさん号泣だった


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3月27日に新旧Helloweeenが堪能できるPumpkins Unitedの最終公演に行ってきました。高校時代からあこがれていたHelloweenの黄金期を担ったカイ・ハンセンマイケル・キスクまで来るというツアーなので行かないわけにはいきません。場所はお台場のZepp Tokyo DiverCity。途中でもう1つの青海近くのZepp Tokyoと迷いかけたのは秘密です。

 

ショーは19時からスタートし、1曲目のHelloweenから飛ばしまくりで、しかもはしょらず全曲完全演奏。4年前のHelloween公演ではショートバージョンだったので、完全演奏は感激。ある時は疾走し、ある時は歌い上げるドラマティックな曲展開。四半世紀聴き続けたチューンなので、自然と体が動きます。やっぱり全曲通してこそです。ああ、幸せ。

 

2曲目そのままDr.Stainで、もう号泣モノです。すげー。高音がすでに厳しいドン・ドッケンやロブ・ハルフォードと異なり、50代のキスクのハイトーンは健在。長年の歴史で叩き上げられた強靭な演奏とあわせてアルバム以上の迫力です。

 

セットリストはなぞのパンプキン君アニメ(こいつは最後までよくわからなかった)が紹介する形で、ハンセン、キスク、アンディの3人の曲を織り交ぜて進みます。前半はIf I Could FlyやAre You Metal?、Where the Sinners Goなどアンディの曲がやや多め。キスク時代と異なるワイルドな魅力があり、これはこれでちゃんとHelloweenだなと思いました。真ん中にはカイ・ハンセンメドレーも用意され、Ride the skyやStarlights、Murderer、Heavy Metalなどまさに初期ジャーマンスラッシュの名曲がこれでもかと披露されます。もう首振りまくりです。

 

インゴを悼むドラムソロの後に続く、後半はキスク時代の曲の目白押し。I'm AliveやLivin ain't no crimeやA Little Timeなど、自然と歌ってしまいます。本編2時間はアンディ節が炸裂するSole SuviverやPowerなどに続き、PinkCream時代に初めて聴いて感動したというHow Many Tearsで終了! そしてアンコールの一発目はEagle Fry Freeでこれでさらに号泣し、今度はKeeper of the seven keysのフルセットでこれまだ大感激!オリジナルメンバーでHelloweenを演奏しているという非日常的な状態に慣れつつある自分が怖くなってきます。2回目のアンコールはFuture Worldと I Want Outで3時間近い至高のライブは終了しました。

 

やばいですねー。集金目的の再結成じゃなくて徹頭徹尾ファンを楽しませようというプロフェッショナルのエンタテイメントに時代を超えて大感激です。メンバー同士も楽しんでいたようだし、ファン同士も再結成したような一体感がありました。いろいろな恩讐を乗り越えて再度集ってくれたHelloweenに感謝したい。ホント、生きててよかった!