IOIO

IOのInput&Output

セサミンEXの購入者向け雑誌がすごい

スポーツに一ミリの興味もないかみさんがカズが表紙の雑誌を読んでたので、なに読んでるの?と聞いたら、これサントリーウェルネスセサミンEX購買者向けの雑誌。えっ、こんなすごいボリュームの雑誌がただで届くの? 元月刊誌編集者の血が騒いでしまった。
f:id:flyme:20210619204152j:image

職業病でまず奥付から見ると、いわゆるスターツのような出版社がまるまる請け負ってるというより、出版社から独立した雑誌の編集長クラスが編プロをチーム化して作った感ある。

 

ターゲットはたぶんセサミン世代とも言える50代で、ページ数は98ページ。最近はAERAやブルータスですら100ページ切っていたので、驚異的なボリュームとも言える。中身も、カズのインタビューあり、ラグジュアリーな旅行ガイドあり、桐島カレン使ったファッションあり、中川政七のものづくりストーリー、コスメ、メンタルヘルス、占い、映画、音楽ガイドまで、とにかくリッチ(シティポップ特集面白かった)。紙もいいの使ってるし、セサミンの効能やら、サントリーの宣伝コンテンツにあたるものは全体の一割くらいかな。

 

セサミンやってるサントリーウェルネスはいわゆるサブスクリプションビジネスなので、この雑誌もサブスクライバー特典になると思うのだが、とにかくコンテンツマーケティングとして、けっこうな金額が動いているのは間違いない。

 

個人的にはANAJALの紙の機内誌が好きなのだが、利用者が減ってる現状もあり、紙からデジタル化されるとのこと。機内に限定せず、会員向けの広報誌ということで、こういう生き残り方はなかったのかなと思う。

 

こりゃ、書店流通の雑誌はビジネスモデルの変更余儀なくされるわけだ…くらいまで話したら、かみさんが「言いたいことはそれくらい?」という目で見てきたので、そろそろ洗濯物干すの再開しますw