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高島平イン・ザ・ダークネス

イベント登壇の仕事があり、スタジオに出向くことになったのだが、指定された場所は高島平から歩いて15分という荒川沿いのスタジオ。小旅行だったので、さくっとレポート。

 

 

昔、大学時代の友人が西台に住んでおり、三田線でそこまでは行ったことある。ただ、この先の高島平までは行ったことがない。有楽町線沿いの豊島区民からすると、いったん巣鴨や板橋まで出なければ乗り換えできない三田線は不便な電車で、高島平は直線距離以上に遠い。チャリだと八キロ近くありさすがに帰りは疲れる。ということで、今回は有楽町線で成増まで行き、そこからバスで行くことにした。

 

成増に着く頃は昼時だったので、成増でカレーを食べることに。鉄板カレー匠えんが有名だったので、欧風とスパイスカレーのダブルをいただきました。出てくるのにえらく時間がかかる理由がわからんけど、欧風は抜群にうまい。


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さて、成増からは国際興業のバスで高島平方面へ。成増から高島平まではけっこうな傾斜の山越え。巨大な公団や切り通しっぽいところを経由し、どんどん人が降りていく。山を下ると、車線は拡がり、ロード沿いの店が増え、車中心の埼玉感が高まる。荒川を越えてくる埼玉感が高島平を覆う。

 

そして三田線の終着駅である西高島平へ。もう少しがんばれば和光市に着くのに、ここが突端。大江戸線の光が丘もこんな感じの終着駅だ。こんなところに下ろされてもなあと。


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そして住宅街を抜けて高島平駅へ。ちょっと早かったので、コーヒーでも飲もうと思ったが、ドトールすらない。やはり都内感覚ではいかんところだ。仕方なく、いわゆるローカルカフェを探して入ったが、コーヒーもスコーンもおいしかった。こういうのもことりっぷ感があってよい。


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そして目当ての荒川沿いのスタジオまでてくてく歩く。近くまではバスが来てるようだが、基本は車の場所。土手が見えると、ついつい登ってしまうのだが、川まではかなり距離がある。でも、天気がよくて解放感がある。土手沿いのスタジオをなんとか発見して、登壇の仕事を済ませる。

 

5時前に仕事が終わり、三密もなんなので、早急に現地解散。帰りも土手に上ると、すっかり日は暮れて行きと同じルートで、高島平駅に戻ることに。


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高島平駅はもう真っ暗。駅前のピーコックを抜けてトイレを探すべくうろうろするも、公団も真っ暗で、人気も少ない。真っ暗な公団にはいろいろドラマと生活がありそう。

 

結局トイレはみつからずに来たバスにさくっと乗って、真っ暗の山道を一路成増へ。けっこう人が乗っていてびっくりするが、みんな家路を急いでいるのだろう。とにかく真っ暗で成増の明かりがまぶしかった。有楽町線でさくっと帰ったよ。おつかれさまー!