自宅で作業していたら、夕方にかみさんから電話がかかってきて、びっくりした。「目の検査したら網膜に穴が空いているから、これから手術してきていい？ ちょっとお金かかっちゃうんだけど」って言われたら、誰しもびっくりするだろう。ええーーー！
数日前から蚊が見えるような気がすると言いだしたので、眼科に行った結果が網膜剥離（の手前）。字画が多すぎるので、うろたえるが、調べてみると網膜剥離って加齢でよくある症状らしい。その手前の症状として網膜に穴が空き、その穴をきっかけにレンズの役割を果す網膜がぺろりとはがれると、視力が悪くなるというわけだ（医者じゃないのでここらへんの説明は適当）。蚊が見えるというのも、「飛蚊症」ということで網膜に穴が空いている前兆症状らしいので、気になる人はすぐに目医者で見てもらったほうがよい。
さて、手術は現金が必要ということなので、万札を何枚か持ってチャリで眼科に行ったら、10～15分くらいでかみさんが出てきた。もう手術が終わったのだそう。どうやらレーザーで穴をふさぐ手術で、えらいまぶしい中、バスバスレーザーを照射されてあっという間に終わったらしい。揺らすととまたはがれてしまうので、1ヶ月は激しい運動を控えましょうということだが、あとはコンタクトをつけるのも、パソコンを使うのもOKとのことだ。手術はえらいカジュアルなのである（保険効いても●万円はかかるが）。
聞けば都内のそこの眼科の先生はこの手の手術が得意で、剥離してしまっても師匠筋を探すから大丈夫と言われたそう。「絶対に失明させないから安心してて」とまで言ってもらったら、なんとも安心だ。ということで、実は網膜剥離は年とったらよくかかる病気であること、手術で治るということを伝えたいのである。
