80年代のヘビーメタルファンであれば感涙にむせびなくSTRYPERのライブに行ってきました!
STRYPER といえば、黄色と黒の衣装に身を包んだクリスチャンメタルとして有名。LAメタルブームがっつりだったメタルキッズの私でしたが、さすがにそのファッションセンスにはひきました。君たち阪神ファンかとw でも、音楽自体は素晴らしく、特に名盤のTo Hell WIth The Devilは本当によく聴いたものです。
再結成したあとのセルフカバーであるSecond Comingは、演奏も、音質もめちゃくちゃよくなっていて、これまたヘビロテしてたところの来日。どうやら昨年の夏の公演がキャンセルされたらしく、まったく知らなかった私は今回観られて、めちゃラッキーでした。
最終公演の2月10日は、ベストとTo Hell With the Devil完全再現の二部構成。お客さんは当たり前のように私と同じおっさんばかりで、さすがに黄色と黒の衣装はいませんw 定刻に現れたマイケルスイートはアゴヒゲをたくわえたサザンロック風の風情でしたが、別に巨体化してるわけでもなくいい感じに年輪をかさねてます。The Cultのときは伊達男でならしたイアンがかなりデブっていて、かなり悲しかったので、ちょっと安心です。
二時間のセットは定番曲満載で、再結成後の曲はほぼ封印。Second Comingの曲はほとんどやったのては? これは当時の曲を聴きにきた私としては、正直ありがたかった。マイケルも多少音量は細くなったかもしれませんが、DokkenやJudas Priestのようにもはやハイトーンが出ず、フラットしてしまうこともなく、安心して聴けました。演奏も素晴らしく、流麗なツインリードのギターソロも、美しいコーラスワークも、思う存分堪能できました。
堪能どころか、後半のTo Hell With The Devil、Calling On You、Free、Sing-Along-Song、The Wayの連発はやばかった。最近、ライブ行くと感極まって泣いてしまうのですが、今回も去年のHelloweenと同じく涙がついーっと。なんだか観客も30年の時を経て、ここに来てるかと思うと、ホント一体感あって熱かったです。
なんかマイケルもすでに二十歳過ぎのお子さんがいるとのこと。こんなお父さん、かっこいいですねー!公私でいろいろ大変なことがあった最中だったので、とてもパワーをもらったライブでした。まさにRock Makes You Strongですね。