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西葛西のムンバイキッチンで魅惑のビリヤニ 米料理なのに暴力的でスパイシー

毎年来る年度末の山が1ヶ月前倒しになったらしく、2月は圧倒的な忙しさであった。すっかりブログもほっぽらかし。昨日食べた西葛西のビリヤニについてレポートしておく。 インド系炊き込みご飯であるビリヤニは長粒米とカレーを炊き込んだ米料理で、パラパラ…

小泉今日子に青春を捧げた十代を描いた「オートリバース」にアラフィフ悶絶

1980年代、小泉今日子にすべてを捧げた二人のティーンエイジャーを鮮烈に描く「オートリバース」読了! 「白いパラソル」がザ・ベストテンのトップとなった1981年9月から、「ヤマトナデシコ七変化」が1位に上り詰める1984年11月までの3年間を80年代汁満載で…

家族全員で桃太郎電鉄という年末年末の悦楽

ステイホームが求められた今年の年末年始は家族四人で桃太郎電鉄三昧だった。いろんな意味で最高だった。 桃太郎電鉄と言えば、スーファミ時代の名ゲームで、五十代間近の私の世代がはまったのは10代後半から20代頭くらい。個人的には仕事し始めの頃で、数あ…

小銭イズデッド!もはや小銭貯金は無駄である

長年、小銭貯金をしていたが、銀行が手数料だらけになって、もはや貯金にコストがかかるようになったよという話でし。ああ、世知辛い。 私の小銭貯金は、大きめの瓶にその日使ったお釣りをひたすら貯めていくやつだ。端数を強制的に貯金してしまうという意味…

無線LAN APを替えたらChromecastの設定にはまった件

年末、バッファローの無線LAN APが突然起動しなくなった。筐体もベタベタしていて、すでに老朽感はただよっていたので、いさぎよく新しい無線LAN APに買い換えることにした。購入したのはバッファローのWSR 1800 AX4だ。 WSR-1800 AX4は最新規格であるWiFi 6…

マニアックな関西カレーを堪能できた池袋東武「カレーとおやつと」

12月の初旬。最寄りのターミナル駅である東武百貨店で開催されていた「カレーとおやつと」に行ってきた。籠りっぱなしで全然カレー屋に行けなかったので、めったに食べられない関西のカレーを食べられてうれしかった。 最初は大阪北浜の丁子でメニューは「ほ…

高島平イン・ザ・ダークネス

イベント登壇の仕事があり、スタジオに出向くことになったのだが、指定された場所は高島平から歩いて15分という荒川沿いのスタジオ。小旅行だったので、さくっとレポート。 昔、大学時代の友人が西台に住んでおり、三田線でそこまでは行ったことある。ただ、…

すべての仕事をAIがこなす世界で人間の存在価値を問う「タイタン」

全知全能のAIが仕事をこなす約200年後を描く野崎まどの「タイタン」を読了。コロナ禍でテレワークに大きな注目が集まる中、「仕事とはなにか?」を問いかける一冊。ストーリーとしては正直後半がイマイチだったが、世界観だけで飯が食えるSFではあった。以下…

コロナ渦の中、主婦化してしまったお父さんの半年

緊急事態宣言から約半年が過ぎ、ビフォアコロナから生活は激変した。簡単に言えば、在宅勤務になった記者の私は主婦化し、かみさんは会社に通っていた頃の私になった。これは二人が働いている会社が真反対だからにほかならない。その過程をログっておこうと…

これは肉だわ!西池袋のThe Vegitarian Butcherに訪問

コロナ禍だからこそリアルなランチはとても大切!家にこもっていてはなかなか得られないインスピやヒントをもらえる。今日は友人と植物肉のハンバーガーショップ「The Vegitarian Butcher」に行ってきた! 植物肉のハンバーガー! オープンしたばかりの「The…

リアルな開拓史を冷徹に描く「チーム・オベリベリ」読了

今から約140年前に帯広を開拓した晩成社の活動を中心メンバーの妻の目から語る「チーム・オベリベリ」読了。670ページを越える誌面に刻みこまれたのはひたすら苦難とあきらめの連続だった。 文明開化の横浜で先進的な教育を受けた主人公のカネだが、縁談をき…

こんな今、日本で生活している幸せをかみしめた

昨日、在宅勤務の家のベランダからブルーインパルスを見た。子供たちもいっしょ。夏雲の浮かぶ青空をトラパーのような波で切り裂いていく神々しい航空機たちを眺めた。写真をFacebookに投稿すると、いろいろなところから同じような写真がタイムラインに次々…

任天堂さんありがとう 我が家はゼルダでSTAY HOMEを乗り切れた

新型コロナウイルスの影響で4月の頭から2ヶ月に渡って在宅勤務している。Webメディアなので仕事自体は十分できるのだが、さすがに2ヶ月会社に行かないのは社会人になってから経験がない。二人の子供が学校に行かないでずっとうちにいるのも初めてだ(夏休み…

スパイスカレーの道は厳しく、そして楽しい(3)

スパイスカレーが好きすぎて、店で食べるだけでは飽きたらず、自分で作ろうと思ったけど、なかなか大変だったよという話の3回目。 レシピが決まったので、次にやったのはスパイスを揃えること。近所のスーパーで揃ってはいるのだが、ちょっと高い。ネットを…

スパイスカレーの道は厳しく、そして楽しい(2)

スパイスカレー作りに興味を持ちつつも、出鼻をくじかれた。そんな私に復活のきっかけをくれたのが一冊の本。印度カリー子さんの「おいしくやせる!簡単スパイスカレー」だ。 おいしくやせる! 簡単スパイスカレー 作者:印度 カリー子 発売日: 2020/01/21 メ…

スパイスカレーの道は厳しく、そして楽しい(1)

1月末からいよいよはまり出したスパイスカレー作り。長くなりそうなので、最初からシリーズ化することにした。まずははまるまでのきっかけ編。 オレのように日常的にスパイスカレーを食べ歩いている人であれば、「これがうちで作れたらなあ」と思う人は多い…

お安く楽しめる科学技術館はオススメ

夢と魔法の国は高いので、都内在住の私たち家族は科学館や博物館がお気に入り。今日は九段下近くの科学技術館に息子と来た。シンゴジラでヤシオリ作戦を指揮するとこね。 九段下から武道館経由で来てもいいけど、なにより江戸城の清水門くぐって来るのがオス…

ヴィーガンバーガー初体験!

カレー友達のお誘いで、植物肉ベースのヴィーガンバーガーを食べてきた(設定がすでにおかしいw)。彼女が植物肉メーカーの広報をやりそうということなので、偵察も兼ねて訪問してきた! 欧米では一般的なヴィーガンはベジタリアンと違ってチーズやミルクも…

期待値コントロールがうまくできなかった昨年の失敗

昨年はブログ炎上やギャラの調整ミスなど、わりと痛恨の失敗を何件か起こしているのだが、とある広告案件のイベントがえらく難航したので、反省として書いておこうと思う。今年もこういう案件は来そうなので。 発端は昨年末の登壇案件。外資系企業のイベント…

音圧と緊張感が圧巻だった2020年のDoomライブ

高校生のときに好きだったDoomのライブに行ってきた。まさか平成を通り越して、令和の時代にDoomのライブに行けるとは思ってもなかった。 Doomと言えば、ジャパンスラッシュメタルのまさに最極北な存在だった。いまとなっては信じられないが、当時は三人とも…

2019年買ったのは結局スプラの環境改善グッズだった

あけましておめでとうございます。買い物で2019年を振り返ってみたら、スプラの環境改善グッズだったという話。 年末のAmazonセールで衝動買いしたのはこちら。 Switch コントローラー [2019最新] 無線 HD振動 小型6軸ジャイロセンサー搭載 スイッチコントロ…

23区内にマンションを買ってよかった私のベストプラクティス

先日、新婚のカレー友達とランチをしていたら、都内でマンションを探しているという話が出てきた。彼女も東京暮らしはそれなりに長いのだが、もともと福岡・大阪だったりするので、正直都内での家探しはやや危なっかしいw ということで、いろいろアドバイス…

久しぶりのBONNIE PINK、Tonight, the Nightなライブ

大阪出張の日、大好きなBONNIE PINKがちょうどライブをやるということで、業務終了後にビルボード大阪に行ってきた。 ビルボードは立ち見のライブハウスというより、ディナーとお酒を楽しみながら、着座で楽しむ感じ。当然ぼっちの参戦なので、ステージを囲…

「若い頃から変わらないよねー」はお世辞じゃない(ただし女性に限る)

小・中・高・大までいっしょだった友人の結婚式に参加してきた。場所は元地元近くの神奈川県の茅ヶ崎の海の近く。いろいろ感じることもあったが、かみさんに話そびれたのでブログに書き記しておく。 友人の新郎は同級生なのでアラフィフ。二十代に東京での会…

三浦半島、マグロとカピバラの旅

小学生の視力低下が著しいという記事を読んだ。原因はスマホやゲーム機とあるが、そりゃそうだろうと。確かにうちの小4生もテレビ、ゲームなどディスプレイにつきっきりだ。 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191103/k10012163101000.html 記事読んで心配…

(2019年版)ルイスポールセンのPH5 ClassicのLED電球を交換する

23区内の分譲マンションに住んでいます。無印良品のお安い家具が多い中、ベッドと照明だけは内輪もめが起こる前の大塚家具で買いました。つまり、なかなかお高いものです。なかでも、10万円近くするルイスポールセンのPH5 Classicは、かみさんがどうしてもと…

日本のSF、いやエンタメ小説にとどめを刺す想像力の到達点「三体」

話題の中華SF「三体」を読了した。三体の一部が抜粋された短編集の「折りたたみ北京」を読んではいたが、正直ここまで面白いとは思わなかった。中国現代史、天文学、物理学、ITなどの知識があったほうがよいけど、基本はファーストコンタクトをテーマとした…

電車とバスで楽しむ夏の鹿児島・指宿家族旅行

一昨年は瀬戸内の小豆島、昨年は伊豆諸島の式根島・新島に行ったが、今年の夏の家族旅行は、以前から行きたかった鹿児島! 特に砂風呂で有名な指宿は田舎情緒もあってとてもよかったので家族連れにオススメ。電車とバスで回った鹿児島・指宿旅行をレポートし…

グッドバイ

インタビューをきっかけに仲良くなった福岡の友人が先日亡くなった。たぶんまだ30代だ。梅雨明けしそうな東京の夏空を見ながら、頭の中ではサカナクションの「グッドバイ」がずっと流れている。 彼と知り合ったのはもう4年も前で、九州出張の際に取材したの…

ポスト大震災を描く「バラカ」はパラレルワールドとは思えない

桐野夏生の「バラカ」(上下)を読了。久しぶりに桐野作品を読んだけど、恐ろしいほどの負のエネルギーで、最後まで息をつかせない。胸くそ悪くなるような日本社会を描く作品だと思うけど、京アニの事件で人間の悪意をこれでもかと見せつけられただけに、正…